遠藤紗々 役 / 半田紗代 インタビュー


―― 今回演じるキャラクターはどういったタイプの人間でしょうか?

半田  結構、他のキャラみたいに飛びぬけたキャラじゃないから、普通っぽいっていう意味で見てる人は感情移入が出来るんじゃないかな。普通にどこでもいそうというか。気が凄い弱いわけでもないし、人にパッと物事を言えるほど強くはないし。

―― なるほど。では今回のキーワードの一つともなっている「似非ミュージカル」という言葉がありますが、この言葉を半田さんはどのように解釈していますか?

半田 あたしも、本当の意味とかは聞いてないし、わからないけど。まぁ、「似非」で良いんじゃないかなって(笑)

―― ほぉ、良いんじゃないかと(笑)

半田 そう、山崎君が結構「パッションで」とか言ってて、そういう歌の上手さとかじゃないし。なんか、ミュージカルじゃない、似非ミュージカルぐらいの方が楽しいんじゃないかって。もっとライトにっていうか。ザ・ミュージカルって、結構真剣に見なきゃみたいな、真剣に歌を聞かなきゃとかって感じで、そんなんじゃなくてもっと楽しくとは思う。

―― 良い意味で俗っぽいっていうところですよね。見る人が面白いと思ったら笑っちゃって良いし、凄いと思ったら凄いと思って良いしっていう。

―― では、今回の稽古場の雰囲気はいかがでしたか?

半田 あたしも舞台自体初めてで、どうなることやらと思ってたけれど、別に意見は言うし。けど、頭ごなしに言うって言う人もいるわけじゃないし。皆、和気藹々と。あ、平和でよかったなって感じ。怖い人いなくてよかったーって。

―― 平和で(笑) じゃあ、最後に今回初めてみる演劇が「春、さようならは言わない」になる人もいると思うんですが、そういう人たちに演劇の楽しみ方みたいなものを伝えるとしたらなにかありますか?

半田 言ったら、あたしも本当のお芝居みたいな演劇は大学入って殻始めて見て、それも江古田のガールズだったのかな。でもやっぱ映画とかテレビと全然違うのは一つの舞台があって、自分の好きな所を見てて良いっていう。例えば誰かが話してても、その横には人がいたりして、表情とか、テレビだと映らないようなところも見えたりとか。その自由な感じが良いかな。

―― 逆に言うとそれは、演者にとっては一瞬たりとて気が抜けないって言うことですよね。

半田 あぁー。そこも面白いんじゃないかなと。好きに自分の目線で見れるんじゃないかなと思います。


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